ある日、お友だちがアボカドを植えて育てているのを
Facebookで見ました。
芽を出し茎が伸び
1年もたたないうちにすごーく
大きく育っていく姿にワクワク。
単純な私も感化されて
アボガドを育ててみよう!!
と意気込みました。
今年の5月の新緑香る日。
食べた後のオーガニックアボカドの種と土を
空き缶に入れてみました。
水をあげながらドキドキワクワク♪
でも待てど暮らせど芽は出てこず。
時間がかかるのかなぁと思いつつ水をあげ続けていました。
7月の真夏日の日。
2ヶ月以上水をやり続けたけど変化なし。
『あぁ…この子はきっと芽が出ないんだなぁ。
ダメだったかぁ。』
と諦めて空き缶をひっくり返しました。
『あっ!!』
上には何も変化は無かったけど
根が生えてきていました。
それをみて、泣きそうになりました。
『まるで人間の子育てみたい。
変化が無いように思っても
実は見えないところでいつも変化してるし
こうやって根が生えてきてる。
みんな同じじゃないし
成長の仕方はそれぞれだもんね・・・。』
ウルウルッ(T_T)
そこから、新しく土を増やして
またワクワクボチボチ水やりNAOさん。
見えないけど成長してるはず!って信じて♪
土の上の何の変化もない姿をみて
時々不安にもなりながら♪
そして、朝夕がめっきり寒くなった9月。
『でっ、出たぁっ!!』
アボカドくん、パカッと割れて芽が出てるっ!
『子育てっつうか人間そのものだなぁ・・・。
変わらない自分に凹みそうになるけど
信じてたっぷり栄養与えてたら
きっと芽が出てくるんだー。』
そう思うと、何だかすごく励まされました。
そして10月。
ちょっと大きなプランターに植え替えてまた同じ日々。
パカッと割れて出ている芽は、私の目には変化がわかりません。
『アボカドくんのペースでいいからね~♪』
そんな風に話しかけつつ、
やっぱり見えない変化に一抹の不安を覚えつつ
深いところでは信じて水やり続けていきました。
もうあったかダウンを着ないと寒くなってきた11月。
植えてから半年が経ちました。
相変わらず変化はよくわかりません♪
でも、目に見えない変化がそこにはあって、
その目に見えないものがそのうち形となって現れていくことを知っています。
そう、同じ間違いを繰り返しながらも
少しずつ少しずつ成長させてもらっている
愚かで尊い自分のように。