先月からずっと書かねば~と思いながら、あまりの忙しさになかなか書けずにいた内容。
今年の第24回ケアマネ試験は10月10日(日)ですね!
試験には、3年ごとの法改正も反映されるため
試験が出題されるテキストも6月に販売されました。
「九訂 介護支援専門員 基本テキスト」
今まで3巻セットだったのが、今回から上下巻の2冊セットになっていました。
なので、さすがに1冊が分厚いっ(笑)
新しいテキストを見ながら執筆作業をしていると・・・
無いっ!?
無いっ?
給付サービスの「介護報酬」に関する内容が無くなってるっ!!
今年初めて受験をする方もいると思いますので少し説明しましょう~♪
【介護報酬とは】
介護保険にはさまざまなサービスがあります。
介護報酬とは、介護の事業者がサービスを提供した際にもらえる報酬(保険給付)のことです。
事業者がサービスを提供すると、原則、その費用の1割を利用者からもらいます(自己負担分ですね)。そして、残りの9割を介護報酬として保険の運営者である市町村からもらうのです。
(※所得によって自己負担割合は変わります)
どのサービスにも、まずは「基本報酬」があります。特別なケアをしたり、ちょっと難しい状況があると「加算」があって、逆にちゃんとケアができてなかったり、少し楽にできるような状況があると「減算」があります。
お給料でいうと「基本給」から「手当て」が加算されて、「天引き」分が給料から引かれるのと同じような感じですね。
今までのケアマネ試験では、サービスごとに、どんな加算があるのか、どんな減算があるのか、というのが本当に良く出題されていました。
これって、本当に試験としてはネックになっていた部分でもあります。
だって、ひとつのサービスにたくさんの加算がありますから、全部の内容を押さえるのは到底無理だったんですよね。
今回、その部分がテキストから無くなっていたわけです。
だから、昨年のテキストと比べると
トータルでは分厚さが減って
2冊になっていたんですね~!
厳密にいうと、すべての介護報酬がテキストから消えたわけではありません。
ケアマネの仕事でもある「居宅介護支援(要介護者へのケアマネジメント)」と「介護予防支援(要支援者へのケアマネジメント)」の介護報酬は書かれてあります。
また、ちょっと特殊な福祉用具に関する介護報酬もポイントだけ書かれています。介護報酬以外では、各サービスごとの事例もテキストから無くなっていました。
さて、これってどういう意味があるのでしょうか。
個人的には「よりケアマネ試験らしくなってきたのかも!」と感じました♪
だって、ケアマネ試験は、ケアマネの仕事をする人を選ぶ試験です。
介護保険のたくさんあるサービスを理解することは大切ですが
介護報酬に関する内容って、突っ込んだ内容なので、実践の中で理解していっても良いわけです。
それよりも、各サービスの特徴や基準(人員基準・設備基準・運営基準)は、今後、より多く出題されてくるかもしれませんね~。
といいながら、ケアマネ試験の内容から介護支援以外の介護報酬が出題されないと決まったわけではないですし、あくまで予想です (*'ω'*)
でも、基本テキストから無くなっていますから、介護報酬に関する内容を勉強するかどうか悩むところですよね~( ;∀;)
めんどくさがり屋の私なら、きっとしないでしょう~w
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