『1つの重大事故の背後には
29の軽微な事故があり
その背景には300のインシデント(ヒヤリとしたり、ハッとする危険な状態)
が存在する。』
――ハインリッヒの法則――
『1つの重大なケガの背後には
29の軽微なドジがあり
その背景には300のミニドジが存在する。』
――NAOの法則――
【問い】NAOさんのケガは予防が可能なのか??
↓
【回答】ある程度は…可能である!多分…!
保険会社に勤めていたハインリッヒは
多くの労働災害を調査してこのハインリッヒのトライアングルを1931年に発表しました。
そして、ここから「①災害」を無くすには「②事故」を無くすこと。
「事故」を無くすには「③不安全行動/不安全状態」を無くすこと。
という「ドミノ理論」を提唱しました。
以下のイラストをごらんください。
ドミノ理論には、①「災害」②「事故」③「不安全行動/不安全状態」
という3つの手前に
「④材料・設備・作業環境・人員の不良」「⑤管理不足」が置かれています。
そのうち、③の「不安全行動」や「不安全状態」を取り除けば
最終的な災害は防止できるという主張なのですね。
だから、私にそれを当てはめると
不安全なミニドジ要素を日々の中で自覚・分析して対処していけば、
ドジが減っていき、結果的に大きなケガは無くなる!という理屈になりますね〜。
う〜ん♪
昔から、ドジは絶えなくてケガばかりしてましたが、
自分が本当にドジなのを自覚してきたのは、ここ最近なように思います。
なぜかというと、指摘されることが増えたからです。
そう、自分ではあまりに当たり前になってしまって
自分が日々「不安全状態」にあるということに気づかなかったんですよね。
だから、「不安定行動」にも気づかない、そして「ケガをする」という
よくないスパイラルがそこに発生していた訳ですね。
そして、その「不安定行動」をいかにしたら少なくしてケガが起きないようになるか
ということを考えて対処しようとしてくれるステキなパートナーさんが
いてくれるおかげで、前よりも意識するようにはなりました。
だからといって、授業中チョークを落としたり、教卓に腕をぶつけたり
はたまたドリンクを倒して水まみれになったりということは
無くなりませんが、きっと改善していくことだろうと気長に期待しながら
自分と付き合っていくことにしましょう〜♪