私が健康について考え出したのって何時だろう?
とふと考えてみました。
看護学校に入った時?
看護師として働き始めた時?
人の死と直面した時?
うーーん、わからない。。。
私は、小さい頃から痛みがないという経験を
したことがありません。
体は触るとみんな痛いものなんだと当たり前に思っていました。
でも「どうもそれは違うようだぞ」と気がついたのは
看護師として働き始めてからだったように思います。
なぜみんなは、痛くないんだろう?
なぜみんなは、こんなに動くことができるんだろう?
なぜみんなは、倒れないんだろう?
人の身体って不思議だな〜って。
実際に自分と他人の違いに直面した時に
その違いがリアルになったように思います。
私は15歳の頃から高校の衛生看護科(高校生で准看護師の受験資格が得られる)に入っているので
この世界に入ってから結構経っています。
その頃は、日々学校の授業をこなすのがやっとで
本当の意味で身体の奥深さとか面白さとかを、実感できていなかったように思います。
そんな高校の頃も、虚弱体質で学校に行けないことは日常でしたが、ある時、喘息を発症しました。
ちょうどその時期に、同級生が喘息発作で他界し、一気に死が身近になりました。
そして、喘息の治療薬の副作用が激しくて中断せざるを得なくなりました。
後からわかったことですが、私は西洋医学の薬物を受け付けにくい体質であったのです。
また、小さい頃から食べられないものがたくさん。
みんなが大好きなプリンやお菓子など、気持ち悪くて食べられない。
醤油も臭くて付けられない。
なんでこんなものが美味しいんだと不思議で不思議でしようがない。
それも後からわかったことですが、食品添加物のにおいがわかる体質で
それも受け付けられなかったのです。
そんな個人的事情などもあって、18歳くらいの頃から学校では習わない健康に対する視点を模索するようになっていき、
いろいろな健康法を勉強しては自分に試して実験することをしていました。
あれからすでに20年以上。
相当いろんなことをしてきて、失敗、挫折、気づきを
経験とともに学ぶ機会を与えられてきました。
じゃあ、相当わかってるじゃん!
というと、そうでもなくて、奥深いことだけがわかっていきます。
そして、人がひとりひとり顔が違うように
体質も違って、万人に合う健康法なんて無いってことに行き着きます。
でも、法則はあるとは思いますけどね。
そしてそれは、奥深く面白いんですよね。
だから探求は止まらないし、これからもずっと続いていくと思います。
で、結論、健康ってなんだろう?
うーーん、やっぱ深すぎて、そんなことまとめられない。
それに、身体のことだけじゃなく、心もあることだから健康って難しい。
(ここではあえて、WHOの健康の概念とかは無視)
でも、言えるのは、健康ってことを考えるきっかけとして
自分の病気とか特殊な体質があったことは確か。
そしてその病気を通して、生き方を見つめ、未熟さを自覚し、
成長のきっかけを与えてもらえてるんですよね。
(成長できてんのかーーっ!?と己突っ込みしときましょう♪)
ま、今度こそ結論(笑)。
私個人にとっては、病気も体質もすべてが私を作り出すキャラクターの一部であって
それらは、感謝なことなんだなってとこに行き着くのでした〜。
(大好きな神戸の空♪)